2012年01月25日

復帰以降の沖縄経済と自立発展に向けての展望 その10 経済の自立化に向けた発想の転換を ゲーミング産業の導入で国際観光都市へ




復帰以降の沖縄経済と自立発展に向けての展望 その10


「経済の自立化に向けた発想の転換を

ゲーミング産業の導入で国際観光都市へ」


 

 司会 政府は本年度とほぼ同じように地方交付税を169,000億円確保することを決定して頂きましたし、また沖縄においては高率補助制度についても引きつづき特例措量をもって対応することが決定したことは、三位一体改革による国からの地方交付税や補助金が最小限にとどめられることになったことは評価されることであると思っております。


平成
17年度の国の予算編成に当たっても40パーセントが国債等の借金で賄うということは、極めて異常といわざるを得ません。国と地方を含めた平成17年度末の借金残高は774兆円となり、国民一人当たり約600万円の莫大な借金をかかえることになり、国の財政支援によって多くを依存してきた沖縄県は財政運営はますます厳しくなってくるものと予想されております。


とはいえ国民のいやがる米軍基地の
75パーセントが沖縄に集中しているという基地負担を考えるとその見返りとして引きつつき国が沖縄を財政的に支援していくことは当然の権利として主張していくべきであると思いますが、同時に国に多くを期待できない状況の中で、そろそろ自らの発想と知恵で沖縄の経済的自立に向けたアリシタンを起こしていく必要があると思います。


沖縄県民が自信と誇りを持てるような地域社会づくりをするためには、歴史に学ぶことがまず必要であると思っております。


かつてのわが琉球王朝は
15世紀から16世紀にかけて中国をはじめ、朝鮮、シャム等東南アジアとの交易によって繁栄した時代を築いた輝かしい歴史があります。しかし1609年の薩摩藩の侵攻以降、明治政府が誕生するまで、薩摩藩の支配体制下におかれたため、交易によって得た利益もことごとく薩摩藩に収奪されるという不幸な歴史があります。


1927
年薩摩藩は藩財政が破綻寸前にあったときに江戸、京都、大阪の商人から500万両を250年年賦で無利息返済を条件に借入を行っておりますが、その当時の薩摩藩の年貢はわずか14万両であったことからしても500万両がいかに莫大な資金であったかということが分かります。それをわずか14年間で全額返済した上、非常準備金200万丙、藩庫金50万両の蓄財が出来たことが1989年発行の月刊プレジゼントに掲載され、さらにNHKでも同様の内容が放映されたことがらしこも史実であるといえると思います。


この薩摩藩の再建計画が短期間に実現することになった要因としては、琉球王朝の中国との交易によってあげた収益と琉球および奄美における黒糖専売によるものです。そのようなことから、琉球王朝が莫大な利益を交易によって得ていたという史実をさらに明らかにするとともに、わが偉大な先人が築いた遺産をわれわれが引き継いで再び県民が自信と誇りを持って自らの発想と行動によって沖縄を経営するという精神作興運動を展開して、パラダイス沖縄の誕生に向けたアクションを起こすべきではないかというのが私の持論であります。


そこで、沖縄県の経済的自立に向けた一国二制度の活用をはじめとした沖振法の法律改正による様々な振興策も当然必要でありますが、沖縄経済同友会が打ち出しているカジノを含めたエンターテイメントの誘致による地域振興は大変効果的ではないかと思っております。


カジノが合法化されているのは、国連加盟店
196ケ国中124ヶ国となっており、先進国においては日本だけが合法化されていた状況にあります。


そのようなことから、自由民主党や民主党の国会議員約
200人が平成17年の通常国会に向けて議員特別立法で国会に提出する運動もあり、東京都をはじめ、現在18都這府県でカジノ誘致について名乗りを挙げており、沖縄は一歩遅れている感じがします。


また、沖縄は本土からの観光客が全体の
98パーセントを含め残りわずか2パーセントが台湾をはじめとする観光という状況にあることがら、わが国の南の玄関口にふさわしい国際交流拠点として位置つけた取り組みを強化するためにもカジノを含めたエンターテイメントを沖縄観光振興の目玉として位電つけて取り組むことが必要であると思っております。


また、これまで話題になりました三位一体改革などが推進される中で、国家財政がひっ迫するなかで、どう地域が自主財源を生み出す仕組みとしてカジノを含めたエンターテイメントによる企業の誘致による雇用の場の創設や税収の向上による地方自治体の健全な財政運営による地域活性化等が期待できます。


そこで國場沖縄経済同友会代表幹事に自立経済のためのカジノを含めたエンターテイメントの誘致についての基本的なお考えを伺いします。


〔鰹t夏秋冬社発行 月刊「自治新報」
20051月新春号〕



posted by 万国津梁 at 07:29| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 月刊「自治新報」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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